プールに最適なフィルターサイズを計算します。プール容量とターンオーバー率に基づき砂・DE・カートリッジフィルターの必要面積を算出。
まずプール容量をガロンまたはリットルで把握し(不明ならプール容量計算機を使ってください)、ターンオーバー時間(プール全体を1回循環させるのにかかる時間で、ほとんどの家庭用システムでは通常8時間で設計されています)を選びます。容量とターンオーバーから、必要流量がGPM(またはLPM)で求まります。次にフィルターのろ材タイプを選びます。各タイプで表面積1平方フィートあたりの定格流量が異なるためです:砂フィルターは約15〜20 GPM/平方フィート(高速砂式)、カートリッジフィルターは最も穏やかで約0.3〜0.375 GPM/平方フィート、珪藻土(DE)フィルターは約1.5〜2 GPM/平方フィートです。フィルターのラベルに記載された表面積(平方フィートまたはm2)を入力します。計算機は、そのフィルターが設計レートを超えずに流量を処理できるかを確認します。正直に測りましょう:単速ポンプは銘板値より多くの流量を出すことがあるため、フィルターは推測値ではなく、システムTDHにおけるポンプの実際の供給GPMに合わせてサイジングしてください。
計算方法:必要流量(GPM)= プール容量(gal)/(ターンオーバー時間 × 60)。必要フィルター面積(平方フィート)= 必要流量 / ろ材の流量定格。計算例:24,000ガロン(90,800 L)のプールで8時間ターンオーバーの場合、24000 /(8 × 60)= 50 GPM(189 LPM)が必要です。0.375 GPM/平方フィート定格のカートリッジフィルターでは、面積 = 50 / 0.375 = 133平方フィート(12.4 m2)なので、150平方フィートのカートリッジなら余裕があります。同じ50 GPMを18 GPM/平方フィートの高速砂式に通すと、50 / 18 = 2.8平方フィートで済み、これは直径約24インチ(610 mm)のタンクに相当します。同じ流量でもカートリッジははるかに大きな面積を必要とすることに注目してください。その大きな表面積こそが、オーバーサイズのフィルターが清掃間隔が長く、ポンプへの揚程負荷が少ない理由です。
フィルターのサイジングは薬品ではなく透明度と機器保護に関わるものですが、誤れば代償を払うことになります。定格面積を超えるGPMをフィルターに通すと、ろ材が微細なごみを捕らえきれないほど水が速く流れてしまい、化学バランスが完璧でも水が濁って見え、砂フィルターではろ材をプール内に押し出すこともあります。アンダーサイズは揚程損失も増やし、ポンプモーターに負担をかけます。よくある誤りは、フィルターをポンプの実流量ではなくプールに合わせてサイジングすることです。必ず両者を組み合わせてください。迷ったら1サイズ大きくしましょう。表面積が増えれば逆洗や清掃の間隔が長くなり、水と薬品を節約できます。流量の大きいポンプや変速ポンプにアップグレードしたり、ターンオーバー目標を変えたり、ろ材タイプを変えたりした場合は再計算してください。そして、フィルターが定格流量を維持できるのは清浄なときだけだと覚えておきましょう。砂とDEは清浄時のベースラインより約8〜10 psi上がったら逆洗し、カートリッジはそこまで圧力が上がる前にすすいでください。
はい。大型フィルターは表面積が広く、清掃間隔を延ばせ、ポンプへの抵抗も減るためシステム全体の効率が向上します。
3種類は砂式(最も扱いやすい)、カートリッジ式(逆洗不要)、珪藻土(D.E.:最も微細なろ過)です。
プール総容量を希望の循環時間(通常8時間)で割ると、フィルターが処理すべき最低限のGPM(毎分ガロン数)が得られます。